宮城組東日本大震災三回忌追悼法要

この日、仙台市内にある祐善寺にて「東北教区宮城組東日本大震災三回忌追悼法要」が修行されました。宗派からは桑羽総務に列席いただきました。 

 

本堂は満堂。100人を超える方々にご参詣いただき、『阿弥陀経作法』がお勤まりになるなか、震災によってご往生されたすべての方々に追悼の意を表すとともに、お念仏申すなかで、これからも被災された方々に寄り添い続けることが大切だということを、皆で確かめ合いました。

続くご法話では、被災されたご門徒さんとのふれあいによって寺院の存在する意味の大きさを再確認したとの、ご講師の先生自らの体験をお聞かせいただきました。

そして、熊谷育美さんのミニコンサート。熊谷さんは気仙沼市出身。震災によって自分の住んでいた町が大火に包まれるのを目の当りにされたそうです。

まっすぐな詩がとても印象的でした。

震災から3年目を迎えようとする今、時間の経過とともに、ボランティアも「こころの支援」へと移行しています。