「音楽の力で震災後の東北に寄り添いたい。」
今年4月、この申し出が当センターに入りました。
その後、名取市民賃の拠点サロンと当センターで協力し、名取市の民賃にお住まいの方々にお集まりいただくべく一つのイベントを企画いたしました。
それが、8月1日の『希望の音フェスティバル』。
地元名取市の中学生総勢56名による吹奏楽の演奏と、『現代雅楽So-ism』の演奏との共演というかたちで行われました。
中学生たちによる大迫力の吹奏楽の後、So-ismの演奏が始まります。
まずは古典『越天楽』。この曲で会場全体の空気が一転。悠久の音色へと引き込まれていきます。
その後は雅楽への関心を惹きつけるトークを交えながら聴きなじみのある曲を演奏。曲を重ねるごとに、初めは照れながら口ずさんでいた参加者さんや中学生たちの歌声が次第に大きくなっていきます!
アンコールは『エンドレス・ラブ』でロマンティックに!!
「雅楽が好きだから」「音色に癒される」と聴きに来てくださった参加者の方々の喜びの声。
シンセサイザーやベースとともに篳篥・龍笛・鳳笙の音色が心の琴線にふれます。
演奏会のあとは、交流会&パステルアートの時間。
会場には民賃の方々の手作り作品の数々が展示されていました。写真のとおり、So-ismの方々も参加者さんとお話ししながら作品を見ながら被災された方々の今を感じとっていらっしゃる様子でした。
「東北のこと忘れないから」と現代雅楽So-ismのみなさん。
音楽の演奏を通してあたたかい心を感じさせていただき本当にありがとうございました。また来てくださいね☆
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