桜の植樹作業

桜の季節到来ですね✿✿✿

ところで、当センターでは3月から4月にかけて、『さくら並木ネットワーク』さんからのお声掛けで桜の苗木の植樹作業に協力させていただいております。

 

『さくら並木ネットワーク』さんについて少しご紹介すると…

 

始まりはリアス式海岸の地形を有する南三陸町・気仙沼市・岩手県沿岸部。津波が山にぶつかった到達地点に記録として記憶として桜の木を植樹したことに始まります。

そこより上へ行けば、いのちが助かることを知らせるために。

 

震災より丸3年が経った現在では、復興を願って、桜のある街づくりを目指して、高台移転・集団移転のところや現地再建の方の敷地、被災した寺社、仙台市や亘理町などの平野部の要望のある場所へと植樹する地域が広がってきているそうです。

 

 

『さくら並木ネットワーク』さんとの関わりを通して、復興に向けてのまちづくりに、そして大津波の記憶を風化させない活動に携わっていければと思っております。

 

桜のそばに設置された石碑に記されている言葉 ―

 

  東日本大震災
    大津波のさくら

  ここ津波到達地を後世へ継ぐ

 

 

今はまだ上の写真のような風景だけれど、この場所が数十年後には桜並木となり、震災の記憶を留めながらも、地域の人々の心を和らげていることを願って。