称法寺のお墓にて


10月8日、ずいぶんと久しぶりに石巻市の称法寺(浄土真宗本願寺派)に行って参りました。

 

個人的には2011年の震災の年、毎日のように片づけ作業に出かけたお寺です。

今回は門徒さんからの相談・依頼で墓地での片づけ作業でした。


お寺の墓地はお寺の関係者やそこを利用している人ががなんとかすべき、というのが原則と思います。

しかし震災以後、墓地が荒れてしまい、枯れた花やおさげしたお供え物をきちんと処分しない方がふえてしまったのです。水道が使えないとわかり、掃除用にお家からペットボトルの水は用意できるのに、そのペットボトルを墓地の片すみに放置して帰ってしまうのです。


なんてことでしょう!


先の人が捨てたゴミのところに次の人がまた捨ててしまうということは、被災地域でなくとも普段の生活の中でもよく起こることです。(とても残念なことですが)


ゴミ山ができてしまった所を長野教区のみなさんと片づけ、余った時間は少々草刈りをさせていただきました。

また、総代さんの考えで簡単な看板を立て、打ち捨てられたままになっているお地蔵さんを設置しました。


心が荒れているからこの場所も荒れているのでしょうか・・・??