居室訪問ボランティア養成講座in陸前高田 無事終了しました!

お知らせが遅くなりまして大変申し訳ありません。

 

2月11・12日に陸前高田小友ふるさとセンターにて

第14期目となる居室訪問ボランティア養成講座が開催されました。

現在、居室訪問活動は岩手県陸前高田市・宮城県名取市にそれぞれ中心をおき、活動を展開しております。

陸前高田市での養成講座開催は5回目となり、13名の方が参加されました。

今回は東北教区ボランティアセンターの事務局スタッフの私も参加させていただきました。

 

2月10日にはスタッフの方は陸前高田市のボランティアセンター出張所「とまり木」に集まり、事前ミーティングを行っておられました。養成講座当日に向け、陸前高田市傾聴ボランティア「こころのもり」代表の西條氏を中心に綿密な打ち合わせをしておられました。 

養成講座当日。参加者から伝わってくる緊張感もありましたが、何か温かい空気に会場は包まれていました。オリエンテーションから始まり、『4つの窓』という自己紹介、『ブレーンストーミング』という参加者全員がテーマに対する意見を共有する場、活動者の生の声を聴く『体験報告』、『ワールドカフェ』という対話の場など、多彩な研修内容でした。参加者は積極的な方が多く、様々な意見が飛び交い、私も含め皆さん多くの発見や気づきを得られたように感じました。

 

そして、本講座のメインの体験学習『ロールプレイ』に入ります。ロールプレイでは実際に仮設住宅へ訪問をしたことを仮定した訓練(練習)を行います。ファシリテーター(司会)が進行を行い、コーラー(相談者)とメンバー(相談員)の人に分かれ、ロールプレイを進めていきます。他の人はオブザーバー(観察者)となり、第三者の立場から二人の対話へメモをとりながら見守るかたちになります。

まずは模擬体験から。

三人一組になり、コーラー、メンバー、オブザーバー役を実際にやってみて体感していただきました。

その後、スタッフによる模擬実演を行い、実際に参加者もロールプレイへ。

今回は参加者の約8割がロールプレイの経験者でしたが、みなさんそれぞれに課題や苦労するところが多くあったようでした。

二日目の最後には『ポジティブシャワー』『振り返り』があり、養成講座の全日程が終了となりました。

本講座では普段の生活では考えないことを二日間に渡って感じ、考える時間を過ごします。なので、見た目以上の負担があったことと思います。それでもそれぞれに何かを掴んだような実感もあり、充実感がただよっていました。

参加者の皆さま、ボランティアとしてスタッフに入られた皆さま、お疲れさまでした。今回参加された方は今後、陸前高田市・名取市での居室訪問活動に徐々に参加されるようになります。皆様よろしくお願いいたします。

初参加の私の感想としては「実際にやって感じてみないとわからないということ。養成講座受講を機に今後どのような心持ちで活動に関わるか。」などを考える機会になりました。

今後も居室訪問活動の支援は続きますが、まだまだボランティアの人数が足りていません。少しでも興味のある方、活動に携わりたいという方がおられましたら、今後開催される養成講座を受講してみてください。

また、今後の開催のお知らせをお待ちください。