今月の支倉(はせくら)サロンは曹洞宗の僧侶の方々による『匂い袋づくり』です。曹洞宗さんには、三年前の6月にも支倉サロンへ活動に入っていただいています。
今回の匂い袋は7・8種類の原料から制作します。一さじ加える毎によくシェイクし「香りを聞く」という過程を繰り返して調香を進めていきます。そのさじ加減でご自身の香りがつくられていきます。
そこには勿論今日の気分気持ちも表れるといいます。
体が疲れているときには甘めがよい、暑いときには涼やかな香りがよいなど心身が求める香りがありますし、香りを通すことで自身のなかの記憶とリンクすることもあります。
曹洞宗さんが震災支援のための企画としてビーズブレスットづくりだけでなく匂い袋づくりにも着目されたのは、馥郁とした香りが人に心地よさを与え精神的な安らぎがあるためだといいます。支倉サロンのみなさまのご様子からは「今日はここに来てよかったなあ」という気持ちが伝わってくるようです。曹洞宗さん、本日は本当にありがとうございました。
サロンのみなさまからは、三年ぶりに曹洞宗の和尚さんたちに会えてうれしかったこと、お香の香りで心安らかなひとときが過ごせたこと、そして、宗派を超えて一緒に手を携え支援してくれていることに感謝している、との声が寄せられています。
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