居室訪問活動ボランティア一日養成講座

東北教区ボランティアセンターでは居室訪問活動というボランティア活動を行っております。居室訪問とはお茶会でお会いできない方(けがや病気、外に出たくないなどで)のお話をお聞きし、思いを受け取めそっと寄り添うということをしております。

 

居室訪問活動を行うためにはボランティア養成講座を受けなければいけません。実際にどんな活動されているのか気になり筆者はフォローアップ一日養成講座を受けてきました。

 

本来、養成講座は2日間行われるのですが、今回は1日のみというぎゅっと詰め込んだ濃いものでありました。

 

養成講座では、本名ではなく皆さん互いに優しくニックネームで呼び合います。初めてでしたが、とても居心地が良かったです。

写真は「この活動とはどんなことをしているのか、目的は何か」という講義の場面。震災から5年が経ちますが、どうすれば役に立てるのかを考えひたむきに活動を続けられている方たちがいらっしゃいます。今回の養成講座には、すでに居室訪問のボランティアとして活動している人も、フォローアップの目的で参加されていました。

 

午後にはロールプレイ(=練習)と言って、仮設住宅に訪問しお話をお聞きする模擬体験から共に学ぶということを2グループに分かれて行いました。

実際に体験して思ったことは、訪問した相手のお話をお聞きしたいという自分の『我』が先走り過ぎることでした。

 

今後も学んでいきたいと改めて感じられた一日でした。皆さんも一緒に学んでみてはいかがでしょうか?