【重要】支援物資の受付終了

 

支援物資の受付終了のお知らせ

 

日ごろより、東北教区ボランティアセンターの活動をご支援いただき、まことにありがとうございます。

これまでボランティアセンターを通じて活動してくださった皆さま、支援物資・支援金をお送りいただいた皆さま、たくさんのお気持ちを寄せていただいた方々にこの場を借りてお礼申しあげます。

 

今年も3月11日が過ぎ、震災発生からまる8年となりました。

震災により困難な状況を強いられている方々はまだまだ大勢いらっしゃいますが、新たな場所、新たな人間関係のなかで前を向き、力強く毎日を過ごす方もたくさんいらっしゃいます。

各地で活動を続ける支援団体と同様に、東北教区ボランティアセンターでもどのように活動を終了するか、議論を行なってまいりました。

そこでこの度、4月末日をもって、支援物資の受付を終了することとなりました。2018年度いっぱいで定期的に出向いていた、名取市の仮設住宅でのお茶会が終了したことを一つの区切りとさせていただきました。

毎月ボランティアセンター(仙台別院教化センター)で行われるサロン(お茶会)も回数が限られています。

また、いつでもふんだんにお菓子が提供されるという状況は、サロンに集まる方々の自立心を妨げる恐れがあるのではないか、という議論もあります。

サロンの参加者からは、集まれる場所があることだけでもありがたいんです、豪華なお菓子やお茶はこれまでの8年の間にもう十分ごちそうになりました、とのお声もいただいています。

各地で様々な災害が続く近年、他の被災地域に支援をふり向けてもらいたい、とおっしゃる方もあります。

 

東北教区ボランティアセンターでは、2011年より継続的に東日本大震災についての支援活動を展開してまいりました。2013年に始まりましたボランティアセンターでのサロン活動は今後も継続する予定となっております。

物資の受付は終了となりますが、どうすれば被災した方々の悲しみ・苦しみに寄りそっていけるのか、迷いながら、悩みながらとなりますが活動を続けてまいります。今後も、東北・東日本の被災地域がどのように復興していくのか、どのような課題が生まれてくるのか、時々お心を向けていただければと思います。

 

これまでの尊いご支援、ありがとうございました。

 

 

※なお、この度のお知らせが急な発表となり、各方面にご迷惑をおかけしております。申し訳ありません。

事情をご理解いただけますと幸いです。

(2019年3月25日/3月26日追記)